湾岸エリアでの暮らしを楽しむ人たち、wanganista(ワンガニスタ)。新シリーズ「Wanganista Profiler」では、wanganistaの生態系に迫っていく。「輝く街WANGAN」に住むことを選んだ人たちは、一体どのようなライフスタイルを送っているのだろうか。編集部の取材や生活の中で感じた様々な人間像を織り交ぜ、一人のバーチャルなwanganistaを作り上げていく。

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有明のタワーマンションに住むテツヤは、前回、湾岸に住むことになった経緯や綺麗な夜景について語ってくれた。そしてバルコニーに出たとき、彼のスマホに着信が入り…。

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綺麗な写真、お風呂でLINE。「だから私は、Xperia。」

テツヤのスマートフォンにLINEのメッセージが届いた。

(今、来客中だから、あとで連絡するね。)

彼はそう返信を送ると、相手について語ってくれた。

「今、連絡あったのはカノジョです。1年前、大学のときの友達が開いたホームパーティーで知り合いました。年は5つ下だから、ラスト昭和世代ってとこっスかね(笑)」

1年経っているにもかかわらず、素早い返信には関心する。テツヤは意外にもマメな性格らしい。

「女子のLINEを手に入れたら、やっぱりマメに連絡して関係を切らさないのが大事じゃないっスか? けど、仕事中に連絡とるわけにはいかないし、通勤中は色々別のことやりたい。すると、お風呂でLINEするわけ。だから、ずっとスマホは防水対応のXperiaです。ベランダや最上階にあるラウンジから夜景を撮るのも綺麗っスからね。」

テツヤがiPhoneではなくXperiaを持っているのには、彼なりの理由があったのだ。

 
Orobiancoにミラーレス一眼をイン。欠かせないのは「モテ」要素。

普段は写真をXperiaで撮っているテツヤだが、カメラでの撮影も好きだという。

「ミラーレス一眼は、もう買ってから4年近く経ちます。スマホのカメラも勿論綺麗なんスけど、ズームをしなければいけないシーンとか、夜景をスローで撮るには、やっぱ不十分スね。」

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そう語ると、黒いSONY製のミラーレス一眼カメラを取り出した。相当使い込んでいるのだろうか……。ディスプレーのコーティングが剥げているのが分かる。ミラーレスの手軽さ故に、可能な限りどこにでもカメラを持っていくという。特にカメラバッグを使っているわけではなさそうだ。

「いつも、Orobiancoのボディバッグにカメラを入れて出かけてます。カメラバッグ? ないない。ないっスよ。カメラを買った時に量販店で勧められたけど、あんなのダサくて持てないし、モテないじゃないスか。」

独身のテツヤにとって、「モテ」の要素はどうしても気にする部分らしい。当然、Orobiancoのバッグにも、その神経の鋭さは表れている。

「ビジネス用のブリーフケースは『そろそろFelisiって歳になったかな』と思って少し奮発したんスけど、普段のカジュアルで使うバッグはバリエーションをかなり気にしてて、値段もリーズナブルなOrobiancoを4種類くらい揃えています。セレクトショップで買えるのは勿論、ネットでも色々と売ってますからね。探すだけでも楽しいし、ついつい衝動買いしちゃいます。」

そんな彼のOrobiancoのバッグには、全てイタリアの国旗を模したリボンが付いたままだった。

 
クルマはないけど、ルイガノのチャリはある。

テツヤは、ミラーレス一眼とXpeiraで撮った写真を色々と見せてくれた。水色をしたルイガノの自転車が剥げかけたミラーレス一眼のディスプレーに映ると、彼は嬉しそうに語り始めた。

「湾岸に住んでいるとチャリが欠かせないんスよ。だって、有明って正直まだ何にもないじゃないスか? だから、豊洲とか台場にもっぱらチャリで行きます。」

wanganisitaなら誰しも経験するであろう「移動手段問題」。特に有明では、その問題は深刻だ。有明マンション協議会(現在は自治会に移行)が、都バスの増発を要請し続けたおかげもあり非常に改善されたものの、りんかい線の値段は高く、ゆりかもめも乗る機会は多いわけではない。

「ここの住民は、クルマを持っている人も多いんスよね。でも、維持費はバカにならないし、クルマで通勤するわけでもないから、まだいらないかなって。だから、アップダウンの多い橋もスイスイと乗り越えられるルイガノのチャリは、湾岸エリアでのお出かけには欠かせない。築地とか銀座も全然余裕っスよ。」

だが最近、近くに出来た「フィアット・アルファロメオ」のディーラーの近くを通る度に、クルマを欲しくもなるらしい。クルマに関しては「買わないし、買えない。」と言うテツヤだが、部屋の片隅にはカタログが置いてあった。

すると、もう一枚、赤色のルイガノが写った写真を見せてくれた。

「実はコレ、カノジョに買ってあげました。よく、この家には来るけど、俺だけチャリ乗るとか無理じゃないスか。前は江東区のレンタサイクル使ってたけど、車輪の大きさが違うからそれはもう大変で……。だから、ここに来て一緒に湾岸巡りする用に買ってあげました。」

カノジョはどんな人なのだろう……。そんな疑問が頭の中をよぎった時、赤いルイガノに乗ったカノジョの写真が出てきた。テツヤは見せるつもりはなかったが、カメラのジョグダイヤルをクルクル回している間に、手が滑ってしまったようだ。

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ついに姿を現したテツヤのカノジョ。彼は湾岸でどのようなデートを重ねているのだろうか。
次回、遂にテツヤのワンガニスタ・プロファイリングが完結! 3月13日日曜日13時更新予定!