東京・湾岸エリアに住んで、2年が経った。当初、「車を持つのは少数派」なんて書いてしまったが、何を言おう筆者自身の家庭が車を買ってしまった。このサイトの読者からは批判を浴びる覚悟(なんて言うと、大袈裟だろうか……)はできているし、彼らの考えも勿論納得しているつもりだ。ただ、家族が自転車に乗ることのできない状況が続き、バスに乗っても酔うし、タクシーの匂いは苦手……、ということもあって途端に行動範囲が狭くなってしまった。しかも、筆者も妻も片道4時間以上はかかる地方出身者。今以上に里帰りをしたいとの希望もあったため、新幹線や飛行機での帰省交通費と車所有時のコストを比較して、車を所有することを選んだ。
そうすると、電車・バス移動ではなかなか分からなかった「WANGANに住みながら車を持つことの魅力」が分かってきた。

よく行く百貨店は、銀座から日本橋へシフト

一昨年は年末年始帰省の「おみや」を『SAKURA』で済ませたが、毎年同じものというわけにはいかない。こういうとき、百貨店に行くのが手っ取り早く、銀座三越や松屋銀座、東急プラザ銀座にはいつも助けてもらっていた。電車でもバスでも行きやすく、wanganistaにとっては非常に馴染みのある場所ではないだろうか。もちろん駐車場も多く車で行けないことはないが、正直なところ運転しやすい環境とは言えないし、駐車料金も決して安くはない。

そこで、筆者が目を付けたのが豊洲から10分ほどで行ける日本橋だ。コレド日本橋の駐車場は、高島屋で2,000円以上のお買い物をすると3時間無料だし、コレド室町の駐車場なら、三越で2,000円以上のお買い物をすれば2時間無料だ。しかもコレド室町は、三越の駐車料金割引と『三井ショッピングパークカード(セゾン)』の駐車料金サービス(1時間無料)が併用できるので、カードを持っている人ならさらにお得だ。

室町・三越前エリアと日本橋エリアに分かれているせいか、人の多さも適度で銀座ほどワチャワチャしてないのも嬉しい。銀座エリアでよく見かける爆買いインバウンドも、日本橋エリア見ることは少なく、(銀座においても最近見かけることが少なくなったが……)ゆっくりと気持ちのよいショッピングが楽しめる。元々、人の多さが適度で余裕のある街に住みたいとWANGANを選んでいる読者も多いと思うので、その部分は共感していただけるに違いない。

日本橋

週末の買い出しは、「東雲、ときどき南砂。」

筆者宅の週末恒例行事と言えば、イオンへの買い出しだ。WANGANに住み始めてからは、ほぼ毎週、自転車に乗ってイオン東雲店に行っており、完全に生活の一部となっている。もう、イオンの無い生活は想像ができないほど、激しく「イオニスト」化してしまった。

wanganistaの多くも訪れることが多いであろうイオン東雲店だが、実は去年から今年にかけて2階部分を改装を実施している。しかし、家具・ホームファッションの『HOME COORDY』を除いては、陳列だったり什器だったりフードコートのイスだったりと相変わらず残念な部分が多々見受けられる。ここでディスるのも良くないとは思うのだけど、もう少し気持ちのよい売場にできなかったのだろうかと、疑問に思うばかりだ。

そんな不満を口にしていた矢先、豊洲から車で20分ほどの所に位置する『イオン南砂店』に行く機会ができた。南砂と言えば「駐車場3時間無料♪」のCMでお馴染み『南砂町ショッピングセンターSUNAMO(スナモ)』が有名だが、そこから約1kmほど離れたところに『トピレックプラザ』という商業施設がある。その核店舗として入っているのが、イオンなのだ。当初、あまり期待もせず行ってみたが、店内の作りもゆったりとしており、売り場作りはなかなか良い。駐車場も広めにとってあり、4階か5階に駐車すれば雨の日も安心して買い物ができる。

また、6月15日には生活提案型の次世代GMS(総合スーパー)『イオンスタイル南砂』としてリニューアルオープンし、食品売場の品揃えがより一層強化された。特に、鮮度の高い産直野菜の専用売り場『南砂マルシェ』とデパ地下を思わせる総菜コーナー『リワードキッチン』は完成度が高く、wanganistaも納得のいくクオリティに仕上がっている。どうしても東雲店と客層が違う部分はあり、そこは何とも言えないが、それさえ許容できるのであれば毎週でも行きたいと思っている。

東雲よりも先に次世代GMS「AEON STYLE」に変わった南砂

『虎ノ門ヒルズ』は激しく穴場なスポット。でも……

さらに、筆者が車で月イチペースで行くのが『虎ノ門ヒルズ』だ。最寄り駅からの距離が微妙過ぎて、電車だと非常に行きづらいが、車なら暑かろうが寒かろうが雨だろうが全く問題ない。駐車料金は200円/15分と入るのを躊躇するレベルだが、『ヒルズカード』を持っていれば1時間無料になるので、その特典を最大限使いたいところだ。というか、店舗の数が少ないこともあり、目的さえ持って行けば1時間以上いることは滅多にないだろう。

そんな筆者が虎ノ門ヒルズに行く目的は、ズバリ「カフェ」だ。『TORANOMON HILLS CAFE』や『TORANOMON KOFFEE』、『THE 3RD CAFE』など、カフェ好きが満足できるであろう店が揃っている。『MAISON KAYSER CAFE』では、豊富な種類のパンをショーケースから選べ、普段とはワンクラス上のパン選びができる。休日なら混み合うことはほぼ無い上、芝生広場も気持ちよく、「こんな場所があったんて……」と新たな発見であった。

虎ノ門ヒルズカフェでは、デリランチも楽しめる。

なお、カフェでのオーダー時は、テイクアウトの容器にしてもらうことを忘れないように言っておきたい。そうしておけば、駐車場無料時間ギリギリになったときも、すぐにお店を出て続きは車の中で楽しむことができる。

となると、どうしても期待したくなるのが「環状二号線」の早期開通だ。現在工事中の汐留~豊洲間が全通すれば、ゆりかもめの市場前駅の交差点から虎ノ門ヒルズまで、一直線で行けるようになる。本当ならもう開通していてもおかしくない時期ではあったが、市場問題のせいで延期になったのは本当に残念ほかならない。

じゃあ、wanganistaにとって最適な車って何だろう?

ここまで筆者が車を持つことにより変化したライフスタイルについて語ってきた。

では、ライフスタイルにこだわりを持ち、輝き続けることを忘れないwanganistaにとって、ふさわしい車って何なのだろう。巷では軽自動車やハイブリッドカーで溢れているが、wanganistaの心を満たしてくれるのは、そんな車なのだろうか。今後、当サイトにおいてもwanganistaが自己表現をする手段として相応しい一台を紹介していきたいと思う。